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ナイスクサテライト FM79.2MHz 毎週金曜日 18:00~19:00

淡交社『季語を食べる 地球の恵みを科学する』

3月15日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?

今回は、淡交社の荻野谷龍悟さんと、藪本裕子さんをお招きして、

『季語を食べる 地球の恵みを科学する』をご紹介しました。

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淡交社は、茶道裏千家機関誌『淡交』を刊行するなど、茶道文化の発信に力を入れています。

茶室・茶庭の設計・施工から茶道具、和装品・和雑貨の販売、カルチャー教室・旅行の運営まで、茶道を中心に多岐にわたる事業を展開。

さらに、歴史・宗教・美術・工芸・建築・庭園など、茶道を軸にした幅広い出版活動を手がけています。

社名の由来は、「君子の交わりは淡きこと水の若し」にあり、人と人との繋がりを大切にする精神を反映しています。

今回のゲスト、荻野谷龍悟さんと藪本裕子さんは、茶道のプロフェッショナルな会社での休憩時間には抹茶を点て、お飲みになるとのこと。さすがは、茶道を極める出版社の編集者さんですね。抹茶にもカフェインが含まれているらしく、集中力が高まるそうです。

藪本さんは特に文学に関わる専門書の編集に携わり、『悩んでもがいて、作家になった彼女たち』を編集。この作品では、イタリア出身の翻訳家がユニークな視点で日本の女性作家10人の生き様を語っています。

今回ご紹介した『季語を食べる 地球の恵みを科学する』の著者、尾池和夫氏は地震研究の地球科学者でありながら俳人でもあります。

このハイブリッドな背景から、食にまつわる季語を選び、地球科学者としての視点で動植物の生態や食物の地球規模の循環、食物史、調理法などを紹介しています。マンゴーやラムネなどのポップな季語も含まれ、俳句や文学、食や地球科学に関心がある人にとって魅力的な内容です。

文理を問わず、幅広い読者におすすめできる一冊です。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに!

本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

WAVE出版『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』

3月8日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、WAVE出版の貝瀬裕一さんをお招きして、『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』をご紹介しました。
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WAVE出版はビジネス書を中心に、女性の自己啓発本や児童書、絵本など、多岐にわたるジャンルでヒット作を出している出版社です。「28歳のリアル」のヒットの一つで、読者の豊かな人生をサポートする書籍の発行を得意としています。また、女性向けの自己啓発書では、読者に新たな視点とインスピレーションを提供しています。

ゲストの貝瀬裕一さんは、主にビジネス書の編集を手がける編集者で、ビジネスパーソン向けのセミナーへの積極的な参加や、著者との繋がりを通じて、業界の最前線で活躍しています。
最近では、「部下を育てる上司が絶対に使わない残念な言葉30 なぜこの言い方がNGなのか」という作品を編集し、話題を集めています。

『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』は、現代社会における「コンセプト」の重要性を説く一冊です。
貝瀬さんが、オンライン学習サイトで目にした、著者の吉田将英さんの講義からインスピレーションを得て企画されました。
人生で「ここではないどこか」を求めて企てを起こす際の指針となるコンセプト。その見立て方を、具体的かつシンプルに解説しています。
企画職のプロフェッショナルはもちろん、自分軸を見つけたい就職活動中の学生や、子育ての方針を決めたい親御さんにもお勧めの本で、幅広い読者にとって役立つ内容が詰まっています。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに!
本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

世界文化社『なぞなぞ世界一周』

3月1日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?

今回は、世界文化社の佐久間さんをお招きして、

『なぞなぞ世界一周』をご紹介しました。

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世界文化社は、「家庭画報」を発刊していることで知られており、ファッションや料理のジャンルで特に力を入れています。

また、児童書や保育書にも力を注ぎ、多岐にわたるジャンルで質の高い出版物を提供しています。

読者に寄り添った内容で、幅広い年齢層からの支持を得ています。

佐久間さんは、かわいらしい雰囲気の方ですが、「誰も傷つけず、読んだ皆が幸せになる本を作りたい」という思いで世界文化社に入社し、芯の強い一面も持つ、とても誠実な編集者さんです。

動物好きで、最近では『パンダ沼への招待状』を編集したそうです。この本は、パンダの生態や個性について深く解説しています。

こちらも、GWに動物園へ行こうと予定している方には、とてもおすすめの一冊です。

今回ご紹介した『なぞなぞ世界一周』は、

世界各国のなぞなぞを通じて、それぞれの国の文化や価値観を楽しみながら学べる本です。

今年はパリオリンピックが開催されるなど、子どもたちが世界に興味を持つ絶好の機会になっています。

この本は、なぞなぞを解きながら世界旅行をしているような気分になれるだけでなく、多様な文化への理解を深める手助けとなります。

子どもたちだけでなく、家族で楽しめる内容となっており、世界に興味を持つお子さんやや、親子で楽しみながら学びたいと考えている方々におすすめの本です。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに!

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佼成出版社『母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ』

2月16日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?

今回は、佼成出版社の清野雅代さんをお招きして、

『母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ』

をご紹介しました。

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佼成出版社は、仏教書を中心に、生き方に焦点を当てた心理教育エッセイ、

子供向けの絵本や児童書など幅広いジャンルの書籍を出版しています。

宗派にとらわれない柔軟な姿勢で、

家族の絆や心が温まるテーマの作品を数多く手掛けており、読者に深い共感と洞察を提供しています。

 

ゲストの清野雅代さんは、僧侶兼看護師の方の、スピリチュアルケアを紹介する本や、ペアレントトレーニングの本を編集。

末期患者への精神的支援や親子関係の改善に役立つ本を手掛けていらっしゃいます。

 

今回紹介した『母の支配から自由になりたい 「私」を取り戻すための10のステップ』は、

SNSで育児漫画を投稿し注目を集めた著者による、自らの経験を基にした漫画エッセイです。

著者は、子供時代に、母親から自分の意志とは関係なく、美容整形を受けさせるなど、自身の壮絶な体験している方です。

過度の親の支配や期待に苦しんだ著者が、問題を乗り越え自立していく過程を描いています。

この本は、親子関係に悩む人々に向けて書かれ、自分の体験を言語化し、客観的に見る手助けになります。

特に、母親との関係で苦しんでいる人や、自己肯定感を高めたい人におすすめです。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに!

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興陽館『1冊の「源氏物語」 光る君のものがたり』

2024年2月15日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?

今回は、興陽館の本田道生さんをお招きして、

『1冊の「源氏物語」 光る君のものがたり』をご紹介しました。
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興陽館は、ビジネス書やシニア向けのライフスタイル提案書籍、その他幅広い実用書を発刊している出版社さんです。田村セツコさんが語る、80歳からの一人暮らしや、NHKの大河ドラマや朝ドラに関連した書籍も多数手掛けています。

今回のゲスト、本田道生さんは、岡本太郎氏などの著名な芸術家や、作家、著者の書籍を多数手掛ける編集者です。また、最近では、和田秀樹氏の高齢でのひとり暮らしの生き方の本など、今まさにおきている社会問題に対して、元気の湧くメッセージを込めた書籍を編集されています。

今回ご紹介した、『1冊の「源氏物語」 光る君のものがたり』は、この一冊で『源氏物語』全五十四帖がまるごとわかる、という特徴を持っています。現代語訳は、『みだれ髪』の作者与謝野晶子氏によるもので、あらすじ+現代語訳+原文を収録しており、朗読にも最適な一冊です。

NHKの大河ドラマを見て、『源氏物語』に興味を持ち始めた方や、学生時代に国語の授業でちょっとふれたけど、実は詳しくは内容を知らない方に、おすすめです。たくさんの登場人物と複雑な人間関係で、把握しにくい源氏物語を、楽しくまずは概観するのに、おすすめの一冊です。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに!

本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

虹有社『レベル、食べる? 神楽坂LEVEL四季の料理』

2月2日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、虹有社の中島伸さんをお招きして、『レベル、食べる? 神楽坂LEVEL四季の料理』をご紹介しました。
収録内容をお聞きになりたい方はこちら

虹有社は、旅とワインとワンコが大好きな出版社さんで、旅、ワイン、犬の本だけでなく
ワインから派生した料理本、チーズの本などを手がけていらっしゃる出版社さんです。
中島さんは虹有社の社長さんで、旅とワインとワンコに関連する書籍を手掛けていらっしゃいます。
2023年10月に発売された『トーコーキッチンへようこそ!』は、東郊住宅社という不動産が営む、入居者向け食堂「トーコーキッチン」が紹介されています。

今回、ご紹介した『レベル、食べる? 神楽坂LEVEL四季の料理』は、神楽坂で10年間、日仏バル「LEVEL」を営む大久保修平さんと白神美紀さんを著書に迎えたレシピ本。
LEVELは、日本食の出汁やうま味を生かして、肩肘張らずにワインと楽しめるような、優しい味わいの料理を提供しています。
もともと、中島さんがLEVELの常連さんだったこともあり、LEVELの魅力がたっぷり詰め込まれています。
ちょっと丁寧なおうち時間を過ごしたい方におすすめの1冊です。

『レベル、食べる? 神楽坂LEVEL四季の料理』はこちら

柏書房『どんマイナー武将伝説』

1月26日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
今回は、柏書房の村松剛さんをお招きして、『どんマイナー武将伝説』をご紹介しました。
収録内容をお聞きになりたい方はこちら

柏書房さんは、ノンフィクション、歴史、古文書などの書籍を刊行されている出版社さんです。
村松さんは、特に歴史系を手がけていらっしゃるそうで、
2023年12月発売の『戦国大名は経歴詐称する』は、武将の出自の謎に迫った作品だそうです。
織田信長や豊臣秀吉、徳川家康の三英傑などなど数多くの有名武将たちが取り上げられているので、
歴史好きな方はぜひ!

今回、ご紹介した『どんマイナー武将伝説』は、「れきしクン」としても知られる長谷川ヨシテルさんの著書。
教科書には載っていないものの、地域では超有名人だったり、戦において超功労者だったり・・・、と
存在感メジャー級の武将たちがなんと30人以上。
思わず、へーっとなる武将たちが盛りだくさん紹介されているので、
歴史好きな人はもちろん、歴史入門者の方にもおすすめの1冊です。

『どんマイナー武将伝説』はこちら

東京書籍『言語学的ラップの世界』

2024年1月19日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?今回は、東京書籍の大原麻美さんをお招きして、『言語学的ラップの世界』をご紹介しました。収録内容をお聞きになりたい方は、こちら

東京書籍といえば、教科書で有名な出版社さんですよね?「NEW HORIZON」などの教科書シリーズは広く知られています。しかし、一般書籍の出版も手掛けており、『目で見ることば』のようなユニークな本も発行しています。文芸から自然科学、趣味実用まで、幅広いジャンルを手掛けられています。

今回のゲスト、大原麻美さんは、『ゲノムでたどる 古代の日本列島』や『哲学ってなんだろう?』など、多様なテーマの本を編集されています。考古学に遺伝学を導入したり、「機械は人間のように意志を持てるのか」など、読者に新たな視点を提供し、知的好奇心を刺激するようなライナップを手掛けていらっしゃいます。

今回ご紹介いただいた『言語学的ラップの世界』は、日本語ラップを深く愛する言語学者が、ラップの韻の技術を独自の視点で分析した言語学エッセイです。Mummy-Dや晋平太、TKda黒ぶちなど、著名なラッパーたちへのインタビューも収録されており、ラップ音楽の魅力を新しい角度から探求しています。著者の川原繁人氏は、ポケモンやプリキュアなどポップカルチャーを題材にした言語学の研究で知られる人気の学者さんです。この本は、ラップ音楽のファンはもちろん、言語学に興味のある方にもおすすめです。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに! 今回ご紹介した本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

昭文社『地図でスッと頭に入るアフリカ55の国と地域』

1月12日の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?今回は、株式会社昭文社ホールディングスの竹内渉さんをお招きして、『地図でスッと頭に入るアフリカ55の国と地域』をご紹介しました。収録内容をお聞きになりたい方は、こちら

昭文社は地図専門の出版社として広く知られています。「まっぷる」と「ことりっぷ」など、これらのシリーズは旅行者に大変人気です。最近では、こうしたガイド本や地図だけでなく、読み物系など、ジャンルを広げています。

今回のゲスト、竹内渉さんは昭文社の編集部ご出身で、地図に対する情熱が人一倍。入社当時はロードマップなどを担当していました。その後、多くの書籍の編集を経験し、地図の魅力をより多くの人に伝えるために尽力してきました。

『地図でスッと頭に入るアフリカ55の国と地域』は、アフリカに特化したこの本では、味わい深いお洒落なイラストと情報を地図上に巧みに配置することで、単なるデータブックを超え、情報を直感的に理解できるようにしています。アフリカは現在、投資先として注目されており、この本を通じて日本のみなさんのアフリカに対する古いイメージを払拭できればという思いが込められています。アフリカに興味がある方、地図やデータを通じて新しい視点を得たい方に特におすすめです。

次回のナイスクサテライトもお楽しみに! 本の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

合同出版『ぼくは不眠症。 眠れる夜を迎えるまでの20年』

12月22日(金)の「本屋に行かナイト☆」はいかがでしたか?
2023年ラストの今回は、合同出版の上村ふきさんをお招きして、『ぼくは不眠症。 眠れる夜を迎えるまでの20年』をご紹介しました。
収録内容をお聞きになりたい方はこちら

合同出版さんは、〈知り・考え・行動〉するための情報を発信し続ける、ことを理念に
主に、教育系や人権・平和系の書籍を刊行されています。
上村さんは、外国にルーツを持つ子どもたち向けの『音・形・場面で身につく! にほんごワーク』や『たようせいってなに?』など、
様々なジャンルの書籍を手がけていらっしゃるそうです。

今回、ご紹介した『ぼくは不眠症。 眠れる夜を迎えるまでの20年』は、著者(原作者)である土井貴仁さんの不眠経験をマンガで紹介した本です。
土井さんは、幼稚園の頃から不眠に苦しみ、朝、学校へ行くことにも苦戦していました。
そんな土井さんが、不眠症の認知行動療法と出会い、解決するまでの20年が描かれています。
昨今、夜も明るく、娯楽コンテンツも増えたことで、多かれ少なかれ不眠に悩む人は増えています。
自分に合った眠りを求めている方におすすめの1冊です。

『ぼくは不眠症。 眠れる夜を迎えるまでの20年』はこちら

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